記事
行ってきました!
【五大道 周辺】
【和食全般/寿司/ふぐ】
期間:2017年12月25日 発行
※ この記事はリニューアル前の
2017年12月25日に発行したものです。
今回の「行ってきました!」は
ふぐ専門店 橋嵐·巷子
(QiaoLan チャオラン・シャンズ)
日本人の友人から「安くておいしい」ということで連れて行っていただきました。
お客さんは中国人がほとんどで、日本人にはまだ知られていないお店。でも料理人は、20年前にホテル内にある日本料理店の日本人店主にしっかりと仕込まれた経験の持ち主。
期待できそうです。
場所は五大道の云南路と常徳道の交差点の云南路沿いの路地を入ったところ。云南路にある下記の看板が目印。
そしてその路地を入っていくと、お店の入口があります。
入口を入ってすぐ右手は8名の離れの個室。突き当りも個室が2つ。お店自体は突き当りを右に行った奥にあります。
今回我々は5名。入ってすぐの8名の離れの個室を用意していただきました。
ではお待たせしました。
お料理の登場です。
まずは前菜。
・ 水菜とじゃこのサラダ
・ お造り
・ サービスのタラの白子
サラダは、水菜のシャキシャキ感とじゃこのパリパリ感で、口あたりが良く、さわやかな味わいです。
お造りは、マグロ、キュウリのイカ巻き、イカのウニ和え。ひと手間かけて見た目もきれい。
こちらのタラの白子は一人前です。まったりした濃厚な味がお酒のつまみに最適です。
ふぐ専門店と言っても、ふぐ以外のお料理も豊富にあります。
さあ、いよいよふぐの登場。
まずは「てっさ」。
ちょっと厚めで食べ応えあり。
ふぐの淡白で上品な味わいがたっぷり楽しめます。
ここでふぐ料理豆知識。
ふぐの刺身は「てっさ」、
ふぐのちり鍋を「てっちり」
と言いますがなぜでしょうか?
てっさ は「鉄の刺身」、
てっちりは「鉄のちり鍋」を略した言い方。
ふぐには猛毒があり「当たると死ぬ」ということから、ふぐを「鉄砲(略して鉄)」と呼び、このような呼称が生まれたんですね。
お次は「てっちり」。
てっちりは普通「出し汁のみ」でポン酢で食べますが、こちらのてっちりは既にスープに味が付いていてそのまま食べます。
これぞかつて日本人店主から伝授された てっちり だそうです。個人的にはポン酢はちょっと味が強すぎるので「これはおいしい!」と思いました。
締めはもちろん「雑炊」。
ただ、ご飯を入れて玉子をといただけなのに、何でこんなにおいしいの!? ねぎときざみ海苔をのせていただきます。
おっと、大切な一品を忘れるところでした。
そう、ひれ酒です。
普段日本酒は飲まないという人たちもこれだけは別。香ばしい香りに誘われて、ついつい飲み過ぎてしまいます。
ちなみに今回はこれでひとり約250元!
いかがでしたか?
今回は「てっさ」と「てっちり」に専念しましたが、もっといろいろなふぐ料理を食べたいのなら ふぐコース料理 がお薦めです。
気風のいい店長と、
3人の看板娘が、
皆様のお越しをお待ちしております。
橋嵐の詳細はこちら